▲9月1日(晴)
台風12号 :沖縄の南海上を西へ
。 ツバメ 渡り初認:9月にはいると同時に渡ってきた。数十羽ほどの群れがあちこちで見られた。
▲9月4日晴
オオシロモンセセリ 秋期初認。
▲9月5日(雨/晴)
雨上がりの林縁には蝶がいっぱい:午前中雨、お昼頃雨が上がって日が差すとたくさんの蝶が出てきた。シロオビアゲハ、キチョウ、ヤマトシジミ、イシガケチョウ、ルリタテハ、・・・12種類、数十頭もの蝶が林縁の陰と日向の境目辺りで乱舞。見ていると楽しくなる。
アマサギ 群れ初認:10羽ほどの群れ飛来。 オオゴマダラ
1頭確認。
クロヨナ 開花(写真左):総合グランド裏の植樹木に初めてクロヨナの花を見た。クロヨナって、こんな花が咲くんだ!。
▲9月8日(晴)
リュウキュウアサギマダラ 確認:このごろよく見る。 人面蜘蛛?(種名不明)(写真右):
林縁によくいる奴。近づいてよく見ると、人の顔のように見える。口ひげを生やしたおっさん(語尾上げ)。ギャグマンガに出てそうな。ねじり鉢巻きすれば、ばかぼんのパパさんみたいな・・・。見えませんか?。
▲9月9日(晴)
ズアカアオバト
巣立ち雛(写真左):突然頭上で、ガサガサと音 がした。何事かと見上げると、もがくようにして木の上から何かが落ちて来た。巣立ったばかりのズアカアオバトの雛だった。親鳥は木の上から見下ろしていた。普通こういう状況では親鳥はパニックになる。ヒヨドリだと、けたたましく鳴き叫び飛び回り、まさにパニック状態(外敵の注意をそらす効果はある)。シロチドリの親は、自分が怪我をしているような仕草をして外敵の注意を引きつけて雛が隠れる時間を稼ぐ。猛禽のツミなら攻撃してくる。でもこのズアカの親は、ただ見ているだけ。まるで飼い慣らされたドバトのように。ここは某子供会が運営している花園の脇。手入れが行き届いていていつもきれいな花が咲いている。優しい心遣いが野鳥にも伝わっているのか、安心しきっているようにも見える。
*野外で野鳥のヒナを見つけたら、そのままにしてその場を離れましょう。猫などの外敵に襲われる危険がある場所である場合は、木の枝や茂みなど安全な場所に移してからその場を離れましょう。親鳥は人を恐れて隠れていることもあります。心配だからといって連れて帰るのは、親鳥からヒナを取り上げてしまうことになります。自然の成り行きに任せましょう。人がヒナを育てるのは大変ですし、日本の法律では野鳥の飼育は許可なしではできません。
(日本鳥類保護連盟「私たちの自然」から一部抜粋)
・不思議なソテツ(写真右)見つけた:見た瞬間あれっ、と思ったが何が変なのかすぐには分からなかった。ただ何んか変だな、と。後ろへ回って見て納得。実はこのソテツ真横を向いていたのだ。持ち主の方に話を伺ったら、台風でこうなったのだとか。戦後食糧難の時代には貴重な食材のひとつだったそう。みんなこんなだったら収穫が楽だったろうけどね。
▲9月11日(曇/風)
非常に強い台風14号 (910hPa):沖縄の西を北上中。
▲9月15日(晴)
キセキレイ
初認。 ▲9月16日(晴)
アカアシシギ 初認。
オオムラサキシキブ 開花。 ▲9月17日(晴)
オシドリ
確認。 ▲9月18日(晴/曇)
チョウゲンボウ
初認:およそ半年ぶりに帰ってきた。
クサシギ 初認。 ▲9月22日(晴)
アカハラダカ 確認:渡りの途中、数日程度滞在することがある。▲
9月23日(晴)
サンショウクイ
確認:20羽程の群れ。上空を飛去。 アカエリヒレアシシギ
確認(写真左):1991年5月以来12年ぶりに渡来。
アマサギ 渡り:数十羽の大きな群れが渡ってきた。 ▲9月26日(晴)
コサギ 初認。
▲9月27日(晴)
アジサシS.P(種名不明) 2種確認。
▲9月29日(晴)
小さなネズミの死体(写真右)を見つけた:この小さなネズミの死体を見ていつも思うこと。なんで、こんな所で死んでるの?。 これは遊歩道の真ん中。
花粉症発症:ひどい花粉症。秋の花粉症は、ブタクサやヨモギなどのキク科の植物が原因だとか。さあ、渡りの季節。今年はどんな野鳥に出会えるか楽しみ・・・、と思った矢先、出端をくじかれた。
▲9月30日(晴)
セイタカシギ (写真右)初認:貯水池に1羽のセイタカシギがやって来た。ずっと1羽で過ごしていた。 10月17日に3羽のグループが飛来して4羽になった。月末までその貯水池を拠点にして一緒に行動していた。近くの海岸や、少し離れた海岸へも4羽一緒に餌を取りに行ったりしていた。11月に入るとすぐに、後から来た(たぶん)3羽が何処か(もっと南の島?)へ飛んでいってしまった。また1羽になったセイタカシギは11月14日まで滞在。その後飛去。今期の終認。
タイワンクズ 開花。
【報提供分】
アカハラダカ : 渡り。9月10日、AM7:00頃、数十羽渡った。(INさん)
アカハラダカ : 渡り。9月23日、:沖永良部で渡りを見た。(TKさん)
▲10月2日。サシバ
が渡って来た。:いつもの斜面林沿いの道。車で走行中、大きな陰がフロ ントガラスを横切る。車を止め双眼鏡で追う。予想通りサシバ(写真左)だった。前期終認は5月6日。およそ5ヶ月ぶり。お帰りなさい。
フタトガリコヤガ(ヤガ科)1頭発見:自宅庭。こいつの幼虫はフヨウやオクラなどで時々見かける、シャクトリムシのようなかたちで鮮やかな色彩をした好きになれないヤツ。以前、花が綺麗だから庭に植えようと思ってもらってきたフヨウに、この幼虫がいっぱい付いていて、パニクったことがある。たまに大発生することがあるから気をつけよう。
▲10月13日(晴)サシバの群れが渡るのを確認
:午前9時40分、50羽ほどの群。 ▲10月15日
「ニイミシが吹いた」
と、沖縄のラジオでと報じていた。季節の変わり目に吹く北よりの強い風。ニイミシが吹く頃、サシバも渡りのピークを迎える。▲10月2日(晴)
カワセミ
確認:時々現れる。今年は同じ場所で6月に次いで2度目。この辺りで生息している可能性有り。要注意。
▲10月3日(晴)
コムクドリ の群れ飛来:今期初認。およそ50羽ほどの群れ。電線に止まっていた。
▲10月8日(雨/晴)雨上がりは蝶がいっぱい。:雨上がりの林縁、乱舞する蝶、「そうだ、数えてみようー!」。16種で、なんとその数104頭!!。
アサギマダラ
飛来(写真右):斜面林沿いの道路脇で1頭。
6月6日の春期終認以来約4ヶ月ぶり。以後徐々に数が増え月末近くに一定点辺り16頭まで増えるが伸び悩む。今期はそれほど多 くないようだ。
ツルボ
(写真左):面白い花を見つけた!。初めて見る花。スイセンのように細長い葉が集まった中心から10cmほどの花茎が出て、その先にモジャモジャっと薄紫色の花が付いいて、なんかいい感じ。図鑑で調べたらユリ科の「ツルボ」とあった。・・・変な名前。年配の方に話を聞いた。「ウップイグサだ。昔はたくさんあった、最近は見なくなった」。それにしても「ツルボ」にしろ、「ウップイ」にしろ、変な名前だ。
▲10月13日ウグイス
囀り終認。
▲10月14日
バ ン
(ターグミル)(写真右)が居なくなった。:ある貯水池に住み着いていた2羽のバンが、姿を消した。理由は分からない。近くで道路工事が始まったせい?。4月に何処かから移り住んで以来すっとその貯水池周辺で暮らしていた。9月には4羽にまで増えていたのに、10月14日を最後に忽然と姿を消した。その後カイツブリがその貯水池に住み着いているが、カイツブリがやって来たのは11月の中旬だから追い出されたとは考えにくい。ミサゴが近くの藪を休息場にしていて、時々その貯水池で水浴びをしていた。まさかミサゴに狩られた?。それともミサゴをいやがって移動したのか。あるいは、工事のせいで人や車の行き来が多くなり、それを嫌ったのか。このところ数が減っていて与論島から姿を消し兼ねない状況にあるバン。どこかで元気に暮らしていればいいが。10月23日、別の場所で1羽の若鳥の死体を見つけた。フミル、
ターグミル、ウイクドゥイ、ウジラ、ピャンクサ、パマチジュイ、ユムドゥイ、・・・、次第に数が減り姿を消していく古くからの島の住人たち。彼らにとって、この島はもう、住み良い場所ではなく なってしまったのでしょうか。
▲10月20日(晴)
ハクセキレイ
初認 (写真左)
▲10月21日(晴/強風)イワツバメ
確認:1羽、住宅街の上空を飛んでいた。▲10月21日(晴/強風)
ツバメ
終認:渡りの途中立ち寄っていたツ バメがこの日を最後に見られなくなった。
▲10月23日(晴/強風)アオタテハモドキ
:1頭
畑の間の未舗装の道。こんな感じの所で見ることが多い。 8月20日以来今年2例目。▲10月24日ベニモンアゲハ1頭確認:今年は少ない。
▲10月27日(晴/曇)ア
ト リ (写真右)飛来
:20羽ほど群れ。渡りの途中立ち寄った群れ。10年ほど前までは渡りの時期にはモクマオウ林の周辺で毎年確認できていた。最近はなぜか立ち寄ってくれない。素通りしていってしまうのか・・・。
ウグイス 地鳴き初認。
クワゾウムシ
を見つけた。
懐かしい虫。子供の頃よく捕まえて遊んだ。
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