砂浜に降りたミサゴを見つけた。 どうしたんだろう?。 何か獲物を捕まえたか?。 地べたのミサゴなんてそうお目にかかれるもんじゃあない。 この「?」は是非とも解明せねば。 小首をかしげて何やら思案げな様子。 辺りを見回したり、海を眺めたり。 その大きさと優雅さで、与論島の空では圧倒的な存在感を誇示するミサゴ。 でも地上での行動は少々苦手のよう。 お世辞にもスマートとはいえない動きでのそのそ歩き出す。 波打ち際へ。 そして、そのまま海の中へ・・・。ンッ!? まさか入水自殺!?、んなこたぁないか。泳いで魚捕ろう・・・とか?。
何、馬鹿なこと言ってるんだ・・・、てな感じで、小慣れた仕草でじゃぶじゃぶと。 まぁ、そんなとこか。 気高きミサゴ様が常識外れな行動するわけがない。 何回かじゃぶじゃぶやって飛んでいった。真水で潮を濯いだりとかしないのだろうか?。 あとで羽繕いして「ワッ、しょっぺー!」、なんて・・・。 ここ数年、一年を通して見ることができるようになったミサゴ。 たまに2羽で飛んでいることもあって、もしかしてこの島で子育てを・・・・、なんてかすかな期待に、つい空を見上げる今日この頃。かつて与論島では、迷鳥だった。「ミサゴがいた」と聞くと、あわてて見に行ったりして。大騒ぎだった。