マイ・フィールドの住人たち
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新しい住人
ツマムラサキマダラ (マダラチョウ科)前翅長47〜49o。 |
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その後、数が増え繁殖も確認されるようになり、いまでは島内の何処でも普通に見られる。 これまで確認できた食草(幼虫が食べる草木類)は、5種類。 リュウキュウテイカカズラ、キョウチクトウ、ガジュマル、ホウライカガミ。それと、自宅の庭に植わっている蔓性の植物。名前は分からない。(手持ちの図鑑で見る限りでは、クリプトステギアとかいうのが似ているようだけど・・・?)そいつで幼虫が育っているのを、最近見つけた。10〜15mmぐらいまで育っていたが、葉っぱが無くなりつつあったので、リュウキュウテイカカズラに移した。この植物、手入れを怠ったせいか貧弱になってしまって、このごろは花も咲かない。葉っぱも落ちていく。もうすぐ、枯れる?。オオイタビカズラに産卵するのを見たことがあるが、幼虫が育つかは未確認。(どれも乳白色の樹液が出る植物なんだけど関係あるのでしょうか・・・?) さなぎは、金属光沢のある、白銀色や、黄金色。オオゴマダラの蛹に似て超美麗。 ![]() メスのツマムラサキマダラが庭に飛んできたことがあった。「そうだ!卵を産んでもらおう。そしたらわざわざ観察しに遠出しなくて済む」。てなわけで、こんな事も在ろうかと準備してあった鉢植えのリュウキュウテイカカズラを庭の隅から持ち出した。目に付くように、彼女の前へ鉢を置いて少し離れて待った。無情にも通り過ぎる彼女。鉢を移動して少し離れて待つ。それる彼女。鉢を移動して少し離れる。引き返す彼女。鉢を戻して少し離れる。気まぐれにふらふら飛び回る彼女の動きに合わせて、鉢を抱えて庭中うろうろ。30分程して腰が痛くなってきてあきらめた。食草を物色してる風ではあるのだが・・・。遊ばれてる感が無いでもない。 数日後、卵が3個、その鉢植えのリュウキュウテイカカズラの葉に乗っかっているのを見つけた。余計なことしなくても、ちゃんと分かってる、てことですか。 (98年5月の出来事)
(役に立たない飼育記録) ![]() 4月24日:幼虫2頭
16mmと17mm を採集。
5月 1日:リュキュウテイカカズラを食って50mm まで成長した。 5月 2日:朝、試しに与えたガジュマルの葉をバリバリ食って昼脱走。行方不明。 5月 3日:朝、額縁とスピーカーの角に蛹発見。蛹化のために移動したらしい。その後、2頭とも羽化せず。よく見たら、横に小いさな穴発見。寄生バチ?。 5月30日:卵,幼虫各1採集(リュウキュウテイカカズラ) 5月31日:卵孵化 6月13日:蛹化、肌色 6月14日:一部プラチナ色 この後、記録無し。 (96年、限りなく無意味に近い観察日記より) |
ベニモンアゲハ
(アゲハチョウ科)前翅長40〜55mm |
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1997年10月31日、 通りかかった藪の前でおかしな蝶
を見つけた。
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アオタテハモドキ
(タテハチョウ科)前翅長24〜27mm |
![]() 〜アオタテハモドキは典型的なオープンランドの蝶。オープンランドの蝶は、迷蝶になりやすい。オープンランドとは、蝶の世界の環境認識の一つ。 田畑の周辺、荒れ地、市街地の空き地など木があっても低木で、林にならないところ。〜だそうだ。 1998年7月17日が最初の記録。その年は1例のみ。 (それ以前は、記録していないので不明。) 1999年は、7月に3例、10月に1例。合計4例。2000年は、0。今年(2001年)は、8月末現在、すでに15例確認。 畑のあぜ道や砂利道、ゲートボール場なんかでよく見かける。 台風など、強い風で流されてくる可能性は高い。 とは言 ![]() |