マイ・フィールドの住人たち
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マイ・フィールドで出会った住人たちを紹介します。
日に日に、減少していく与論島の自然、それでもたくましく生きている奴、必死で環境の変化に適応しようとがんばっている者、挫折していく者、すでに過去の住人となってしまった先住の民、などなど。 |
オオコウモリ(オオコウモリ科)
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島の西側にあるモクマオウ林の中。まるで枝に引っかかったボロ布。近寄ってみると、それはなんとも奇妙な物体。ぶらさがったまま、ゆらーりと身体をまわした。目が合った。涙目。「フン」てな感じで眠たそうに一瞥。そして目を閉じて、横を向いた。棒っきれかなんかで突っついてみたい衝動を、かろうじておさえて、その場を離れた。 「もすこし寝させろ」と訴えかけているような気がしたのだ。また、逢いたいな。今度逢ったら触ってみたい。旧知の友として・・?、挨拶代わりに指先でつんつんしてみよう。それとも後頭部をナデナデしてやろ う か。
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たぶん小犬みたいな感触?。・・・触ってみたい。 |
シンジュサン
(ヤママユガ科)
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![]() 図鑑で見たことのある、ほら、あの、えーっと、世界一大きいとかいう何とかサン。こいつは一大事。急いでカメラにストロボをセット。しかし場所が悪くてうまく撮れない。しょうがない入れちゃえ、てなわけで部屋の中に誘導してパチリッ。ちゃんと図鑑通りにポーズとってくれるあたりは、さすがカメラ慣れしている。などと思っていたら、こいつは、あの有名なヨナグニサン じゃないと、後で知って、ちょっとガッカリ。撮影後は、部屋からだすのに一苦労。傷つけちゃあかわいそうだからねぇ。収集家なんぞに捕まるんじゃねーぞ。 |
イタチ(イタチ科)
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ヤシガニ
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「ちょっと手に負えない、何とかして」と言われて、お隣さんから預かったヤツ。 |