マイ・フィールドの住人たち


マックホルツ彗星(C/2004Q2)

マックホルツ彗星「C/2004Q2」 : 昨年8月27日、アメリカのベテランコメットハンター、D.E.マックホルツさんが発見した新しい彗星
マックホルツ彗星:2005年1月2日撮影(与論島)
「天界からのお年玉プレゼント」
(天文ガイド)

マックホルツ彗星が、1月上旬頃地球に接近し、3〜4等級の肉眼でも見える明るさになって、牡牛座のプレヤデス星団(すばる)のすぐ西よりのところを通り過ぎ、北上していくのが見られる。との情報があり、期待して待っていた。

1月2日、雲は多めだが風があって流れが速い。時折雲に隠されるものの、かろうじて数コマ撮影することができた。双眼鏡で位置を確認した後は、肉眼でもそれと分かる明るさだった。

1月下旬以降は北の空で周極星(一晩中地平線に沈まない)となり、3月11日に北極星に近づくまで、日周運動で描く彗星の光跡の円は小さくなり続ける。その珍しい様子をぜひ楽しむことにしよう。という記事が載っていたが、その後は天気の悪い日が続き、そんな珍しい光景を見ることはできなかった。

(参考文献:天文ガイド他)


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